ハッピーエンドにさよならを

漫画、小説、音楽、サウナの雑記

切望と羨望のニライカナイ

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著しく体調が悪い

昔から大きな病気もせず、年2,3回は発熱しつつも1日寝れば治ってたのに、もう3日上げ下げを繰り返しながらも38度台の体温を叩き出してる

PCR検査は陰性だったから、この結果が正しければただの風邪ということになるが、明らかに治りは悪い

人も物も、古くなる程治りづらいということなんだと思う

費用も期間もかかる

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金曜日に支店長へ連絡した

「昨日から38度台後半の発熱があり、広島の受診相談センターに電話しようと思います」

「了解、関東行ってたもんなぁ」

6月に入り、僕はどうしても自身で対応せざるおえない案件がたまたま重なってしまい、週1ペースで1泊2日の関東出張に出ていた

そして受診相談センターに電話をし、病院を紹介して貰い予約の電話をするとすぐ受診可能、ただし車から一切出ないようにとの事で車種とナンバーを伝え病院へ

駐車場に着くと直ぐに完全防備をした看護師さんとお医者さんが出てきて窓を開け、診療と検査が行われた

広島は梅雨明けはまだなもののもうかなり暑い

金曜日も例に漏れず雨の気配なんて微塵も感じさせない晴れ模様で、完全防備でもうっすらと浮かぶお医者さんの汗や駐車場と病院を行き来する度かなりの消毒をするスタッフさんを見ると申し訳なくなった

診療が終わると携帯に病院から電話が入り「お会計は〇〇円ですが、いくらで払いますか?」と聞かれる

おつりを予め持ってくるとのこと

そしてそれは隣の薬局も同じだった

透明な袋に入ってやってくるおつり、領収書、そして保険証も袋に投げ込んでの提出だった

人との接触はほぼ0に等しい

それほどのものと人類は今戦ってるのかと思うと、医療従事者の方々には本当に頭が上がらないと思ったし、自分のコロナに対する認識を改めさせれた気がした

僕は馬鹿だから想像力が足りず、百聞は一見にしかずの良い例だと思う

インフルエンザの検査は陰性とすぐ出たけど、PCR検査は土曜の朝イチの連絡になりますと病院で言われ、その旨も支店長へショートメールすると接触者についてあれよあれよと質問される

一通り答えて、薬を飲みすぐ眠った

3時間程してベッド中がびしょ濡れになるぐらいの汗で起きた

体がだいぶ軽くなり、脳もクリアに感じる、体温もかなり下がった

冷静になり、久々のタバコを吸いながら「うわ〜コロナだったらヤバいよなぁ…関係各所に連絡しなきゃいけないし、客先にめちゃくちゃ迷惑かけるじゃん…」と思考する

社会に出て約10年、立派な社畜になった

夕方頃病院から着信が入り電話に出ると、もう検査結果が帰ってきて陰性だった事を告げられる

思わず「うわ〜良かったぁ〜」と漏らすと電話口のお姉さんも「本当良かったですね!安心しましたか?」と弾んだ声で応えてくれた

体調を崩してから、いやそのもっと前から久しぶりに"会話"をしたと思う

自分で言うのもあれだけど僕は広島では孤独だ

仕事以外の話もしなければ、休みの日は誰とも話さない

コロナ陰性の安堵感もあり、何となく嬉しかった

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訳あってTwitterで色々心配してくれたり、連絡をくれた人のことを思い返した

すごいありがたいなって思った

お互いに名前はおろか顔も知らない人も居るし、それでも誰かが気にかけてくれてるとは言うのは嬉しい

ありがとうございます

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汚れを知らない人間なんて居ない

今も体調は悪く精神的にも弱ってる

純粋さを削り出して、何となくこの体調不良のことを書いておこうと思った

早く健康になりたい