ハッピーエンドにさよならを

漫画、小説、音楽、サウナの雑記

固執された正義は時として罪と成り、悪と成る

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マジで月曜日からやられてる

クソみたいな連絡だらけで本当に生きるのが辛くなる

心穏やかにゆったりと生活したいだけなのに

もう発狂して全部投げ出したいぐらいだけど、意外と人の精神は丈夫に出来てるらしい

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最近時間があれば家で映画を観てる

特に理由もない

暇潰しだ

ただ今日観た「検察側の罪人」は今更かよって感じだけどめちゃくちゃ面白かった

てかさ、二宮くん、演技上手すぎじゃないか??

あの映画で描かれる木村拓哉って違う事なき近年の日本社会の図式なんだよね

自身の正義に固執するあまり、いつの間に目的と手段が入れ替わって、自分がとうに正義では無いのに気付かない、または気付いてないフリをしながら、また新たな正義の刃を振りかざそうとする

歪んだ正義感が跋扈する日本社会とつい重ね合わせてしまった

二宮くんのラストの雄叫びは自身が信じ、憧れて、慕った恩師が、もう戻れない程歪んだ正義に盲信していく事への慟哭だったのかなぁって思ったりした

しかも木村拓哉は自身の正義を信じて手を汚しても、結局はその正義の刃で裁くことが出来なかったってものミソだよね

結局その正義は本当に正しかったのか?って

原作と映画はラストが違うって聞いて原作のラストも調べたけど、個人的には映画のラストのほうが好きですね、この結局は何も決着が付かず、モヤモヤっと終わる感じが

だって俺たちの日常生活だってそうでしょ?

白だ黒だと割り切れるもんなんてごく少数で、殆どはグレーでなぁなぁに見過ごされてるんだから

とりあえずめちゃくちゃ面白かった

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これから「七つの会議」を観る

映画を観て現実逃避してるだけです