春雪、夕景、彼を想ふ
最近よく大学〜大学院のころの事を思い出す
大学の食堂の裏にある池の傍でみんなでキャッチボールをしたこと
寝坊して大学に行って、講義も出ずに喫煙所でタバコを吸いながら友達と駄弁って結局帰ったこと
サークルの友達や先輩と朝まで春日部で飲んだりカラオケをしたこと
サークルの夏合宿で睡眠時間4時間の中それ以外はドラムを叩いてたこと
海外研修で寝ずに調査結果のプレゼンテーションを慣れない英語で書いたこと
友達と車で館林の牛角に行って食べ放題のししとうが無くなるまで頼んだこと
あの頃の自分が好きだった
今の自分はもっと好きだ
一部の事情を除きプロとアマチュアを分ける明確な要因がある
それは報酬、対価を得るかどうかだ
報酬や対価の無い仕事に責任は存在しない
責任が無い仕事は最早仕事とは呼べない
報酬や対価の無い仕事はその人の自尊心を満たすためでしかない
報酬や対価が無ければ俺だってあんな訳分からんニッチな機械を売らないし、面倒見ない
だけど会社から報酬を貰うから必死に売るし、お客さんから金銭の対価を貰うからどんなトラブルだろうが面倒を見る
そんなもんでしょ?
金曜日、尾道で仕事終わりに久々にぽっぽの湯に行った
人が少ないサウナ室はかなり熱く感じた
常連さんも「今日は人が少なくて出入りが無いから熱い」と言ってた
こんじまりとしたタワーサウナ室でストーブが唸りをあげて灼熱房をカンカンにしてる
最高だ
80cm以上の深さの水風呂も18度とは思えない冷たさ
水圧があるだけで全然違うよね
最高だ
ぽっぽの湯は少し小高い場所にあるせいか、金曜日は20度以上の暑い日だったけど露天スペースは冷んやりとした風が吹き抜ける
更に強い風が吹くと何処からか桜の花びらが雪のように舞い落ちてくる
青空の下舞い散る春の雪
最高すぎる
本当に気持ち良かった
またひとつ春を好きになれた気がした