絶望楽園
今日は朝から広島の安佐北区の客先に行って、2時に岡山市の客先でアポがあったため11時半に広島を出てメシも食わずに車で向かった
客先に着いたらお客さんは外出してた
しかも2時間ぐらい帰ってこないと
頼むよ、マジで
まぁしゃーないんでゆっくり昼メシを食べて再び高速に乗り福山の日本に向かった
広島県で2番目に人口が多い福山市、山陽新幹線の停車駅である福山駅から歩いて3分程のビルの5階に日本はある
外観はモダンな雰囲気を纏っているが、中に入ると古き良きサウナ屋といった具合の年季を感じる
薄暗い更衣室でロッカーに服を叩きつけて、ロッカーに入ってるサウナパンツを履いてひとつ上の階の浴室へ
熱湯、寝湯、水風呂、ドライサウナ、スチームサウナというラインナップで何となく空間が広い浴室
そして平日の16時過ぎという事もあり、ここには俺しか居ない、厳密に言うと入館してからまだ店員以外の姿を見ていない
余計に空間が広く感じる
体を洗い、サウナパンツを履いてドライサウナに入る
(※写真はサウナタイムさんよりお借りしました)
温度計が無いため温度は分からないが、100度ぐらいだと思う
基本カラカラサウナだけど、今日は更により一層異常なぐらいのカラカラストロングブラックメタルサウナだった
体中が熱痛いし、鼻で息すると「熱っ」ってなって口呼吸にならざるおえない
上段のストーブ横に座り熱さと痛みを楽しむ
そして上の写真の右側はほぼ全面窓になっており、この時間西日がサウナ中に降り注ぐ
明るいサウナより暗いサウナのほうが好きだけど、雲の隙間から溢れ零れる光に満たされたサウナは雰囲気も相まって物凄く神聖なものに感じて何故か感動した
それだけでも今日来て本当に良かったと思った
浅いながらも広めの水風呂、1人なのを良い事に縁に頭を預けて大の字でゆっくり満喫する
そして開放された窓の傍にある椅子に座り、水風呂の余韻と風の動きを肌で楽しむ
17時からロウリュがあるため参加
いつの間にか他に2人程お客さんが来ており俺を含めて3人
東京じゃ考えられない
そして店員さんがサウナストーブに3杯かけて3分間ひたすら団扇で撹拌する
これを3セットの計9分、休憩を挟まずエンドレスで行われる
3セット目はもうこっちもかなりキツい、そして何より店員さんが本当に辛そう
凄い頻度で時計見てて少し笑いそうになった
俺が知る限り、広島県でロウリュサービス(オートロウリュ、セルフロウリュ、岩盤浴ロウリュを除く)をしてくれる所って日本以外に無い気がする
だからこそ、辛くても、お客さんが来なくても続けて欲しい、俺の勝手なワガママだけど
しっかり満喫して、眠い目を擦りながら広島市の家まで1時間半かけて帰った
日本は是非福山に来る事があったら男性のサウナ好き(男性専用施設だから)の人は寄って欲しい
それだけの価値がある施設だと思う
いくらやっても仕事が終わらない
仕事のやる気がある時に限って出鼻を挫くような出来事ばっか起こる
自分が今の会社で働くモチベーションをどうやって保てば良いのか分からない
他の人から見れば楽園でも、こっちから見れば地獄だよ