裏返しの中傷、愛情、憎まれ足りない唯一存在
終わりから始まるが故に結末がバッドエンドと分かっていても演じ続ける
人生には時にそんな場面もあって、自己犠牲のヒロイズムに浸って、
重油の底に沈殿していくタールのようにドロッとした醜さにいつの間にか慣れていく
数えきれない不可視な視線と刃に切り刻まれても進むしかない
月曜日から家に帰ってない
四国の案件が重なってしまい、3泊4日の出張旅行
月曜と火曜は香川県の丸亀市と坂出市の狭間にある綾歌郡のホテルに泊まった
比較的家が好きな人間だからどうも出張が好きになれない
美味しいご飯やその地域のサウナに行ける以外メリットも感じない
ホテルから徒歩圏内の四国健康村はめちゃくちゃ大好きな施設だ
THE健康センターな館内の雰囲気も良いし、サウナ室もスカイスパのようなウッド調の雰囲気で、室内の看板が読めないぐらいの薄暗さ
そして湿度がムンムンでしっかり熱い
オートロウリュもがっつり長くて体感温度マシマシだし、今回ロウリュも初めて受けたけどしつこいぐらい扇いでくるからもうきつくてやばかった笑
水風呂も浅いながらもサイズは広めで14度をキープ
露天スペースもリクライニングや椅子もたくさんあるからゆっくり休める
あと全体的に浴室が広いのもなんか良いよね、空間にゆとりがあるというか…
火曜日は遅めの時間に行ったんだけど、サウナ室で1人になって、オートロウリュが始まった時、なんか降り注ぐ熱気に優しく包まれてる感じがして、めちゃくちゃ感極まった
もう愛してるぜ、シコケン
今日は車で250㎞程移動して愛媛県の宇和島市のホテルへチェックイン
個人的に宇和島って愛媛ってよりほぼ高知な気がする
泊まる宇和島第一ホテルにサウナがあり、17時~21時という時間限定なんで部屋に荷物を置いて即大浴場へ
ホテルは全体的に古いけど、大浴場はかなり綺麗でモダンな感じ
遠赤外線ストーブのサウナ室は入った直後は少しぬるめに感じたけど、不思議と汗はモリモリ出てくる
熱いのが苦手な人でも入りやすいかなぁ
サウナ室内の説明書きによると普通のサウナよりわざと低めの設定(約80度)にしてるとのこと、そして遠赤外線の効果で体感は+20度らしいので実質ここのサウナは100度とのこと
本当かなぁ??
水風呂は多分水道水な感じ
季節変動型でこの時期は結構キリっと冷たい
深さもあって気持ち良い
大浴場ずっと貸し切りで満喫できた
サウナ後は町へ繰り出し夕飯
大衆割烹ほづみ亭へ
元気の良い職人肌の店員さんたちと女将さんがメニューに関して色々教えてくれる
飲み物はコーラで、というと女将さんが「ペプシだけど大丈夫?」と気遣ってくれる
もうこういうのが嬉しいし、本当の”接客”なんだろうなぁって少し感動した
食べようと決めてた鯛めしと女将さんおススメのカツオの塩タタキを注文し、さらに揚げ出し豆腐も
鯛めしの食べ方もしっかりレクチャーしてもらいいざ口に入れると
…なんだこれ…!めちゃくちゃ美味い…!
甘い醤油と卵が良い具合に鯛に絡んで、ほかほか白米にめちゃくちゃ合うし、肉厚なわかめの食感も堪らない…実はわかめって苦手なのに
かつおも粗塩がかつおの味の深みを引き立てて、にんにくもピリッと良いアクセントになってて箸が止まらなかった
やっぱり海のモノは海の近くで食うのが美味い
その後揚げ出し豆腐やらタコの天ぷらやらも食べて大満足
しかおお会計もなぜか端数切ってくれて税込み4,000円にしてくれた!
う~ん、ほづみ亭、また来るぞ!
帰りは商店街をふらふら
宇和島は見た目が獅子舞のような牛鬼が有名だそうで、こいつの手作り教室もありました
ジュテームという字を見ると、脳内に”どすこい喫茶”が浮かぶお年頃です
宇和島は松山空港から遠いし、車でも松山から1時間以上かかるような場所だけど、町としてはかなり好きだなぁ
明日はようやく家に帰れる
ただ宇和島から広島までノンストップで走っても4時間
途中でどこかのサウナ寄りたいなぁ
はやく首にかけたその腕に、強く力を込めてほしい