好きな小説
漫画だけじゃ無くてジャンルの偏りはあるけど小説も好きなんすよね
最近は読む体力が著しく低下してしまいあんま読めてないけど
メフィスト賞受賞作品で、森博嗣のデビュー作であり、S&M シリーズの第1作目
それまでボンヤリとミステリーを読んでた自分にとって明らかに異質なミステリーでドキドキしながら貪るように読んでた
ここから森博嗣の小説はほぼ全て集めたし読んだ
1998年の小説だけど不思議と古くないのが凄い
アニメ?ドラマ?何のことでしょうか?
漫画はあったけど…
先に書いたのと同じ森博嗣の小説
シリーズ外の単発作品で、講談社の企画で子供向けのミステリーというテーマながら、だからこそ大人に突き刺さる物語
ラストの展開や伯爵からの手紙は大きくなっただけの子供である僕らに現実を知り、直視することの辛さや汚さ、向き合うための強さを説いてくれる
「匣の中の失楽」、「ドグマ・マグラ」、「黒死館殺人事件」、「虚無への供物」とミステリー四大奇書と呼ばれる4作品があるけど、この「ディスコ探偵水曜日」は更にここに加わるぐらいのポテンシャルのある超問題作
表紙の絵から想像つかないハードな展開、集まった名探偵達の推理合戦、そして辿り着くたびに不正解に変わる真実と推理を外したペナルティで死んでいく名探偵達
ありとあらゆる事象が時空をも超越して絡み合う理解不能な展開、正直なところ舞城王太郎の集大成とも言える
舞城王太郎は改行をあまり使わない作家ながら不思議と読ませる技術があるが、今回は更に1000ページ超えの長編(文庫で上中下の3冊)
「踊れよ、ディスコ」
超有名作家村上春樹の長編小説
それまで内向きな作品が多かった村上春樹の小説で比較的外を向きつつも、ノモンハンの戦争を通じて表現される暴力的側面など新たな表現も多い
そしてストーリーも単純に面白い
村上春樹にありがちな失踪する奥さんもいるし、すぐセックスして「ふぅやれやれ、僕は射精した」って感じだし、パスタも茹でるけど、自分にとって損なわれたモノを取り戻すために井戸(id)に潜るその様は面白い
村上春樹ではぶっちぎりに好きな小説
次点で「ダンス・ダンス・ダンス」
・葉桜の季節に君を想うということ(歌野晶午)
2004年のこのミステリーがすごい第一位で、その年のミステリー関係の賞を総ナメしてた記憶ある
何でもやってやろう屋の主人公がひとつの事件を追っていくハードボイルドミステリーって感じの作品
この小説の終盤、世界がひっくり返ったような感覚に襲われて、読み終わった後すぐ最初から読み返した
所謂新本格派の1人だけど、歌野晶午はその中では飛び技を駆使するイメージがあるし、そういう作品が多い
その中でも読みやすいし、分かりやすく面白い作品です
ちなみにブログ名の「ハッピーエンドにさよならを」は歌野晶午の短編集から取ってます
・殺人密室ゲーム王手飛車取り(歌野晶午)
ネットのチャットルームに集まった5人のミステリー好きが実際に殺人事件を実行して、そのトリックの謎解きをしあうという狂った設定の小説
もうとにかく面白いの一言に尽きる
この設定を思いついた時点で凄いけど、歌野晶午らしくねちっこく、突飛なトリックを披露しつつ、ラストはThe歌野晶午って感じで震えた
今も時々読み返す作品
・殺戮にいたる病(我孫子武丸)
グロが大丈夫ミステリー好きな人は絶対読め
それしか言えない
大傑作だと思う
ミステリーの女王として君臨するアガサクリスティーの名作
同じようなトリックは今の時代幾つものあるけど、それを1番最初にやったのがこの作品
後発のほうがクオリティが高いのは当たり前で、1番最初にこれをやったというのが凄い
アガサクリスティーがいかに凄いか分かる作品
比較的最近の作品
なんか何言ってもネタバレなりそうだから特に話さないけど、めちゃ面白い
最近文庫も出たよ
翡翠ちゃん(^з^)-☆チュチュー
もう日本ミステリーの教科書みたいな作品
あの有名な1文は本当ページめくった瞬間衝撃受けたなぁ
もう一度記憶を消して読みたい
てか他にも色々あるけど書くの疲れた
また今度書きます