ハッピーエンドにさよならを

漫画、小説、音楽、サウナの雑記

極東より痛みを込めて

怒りや憎しみが原動力になるような若さもないし、昔よりも性格も穏やかになった。

 

それでも怒りや憎しみは痛みに変わり、炭火のように燻って、静かに爆ぜる時を待ってる。

 

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いつだって”認められない”という虚しさや悲しさは時が経つと明確な憎しみに変わってく

 

純粋さは最も悪意から遠い、最大限の罪に変わる

 

絡みも一切無かったのに俺の転勤ツイートにだけイイねをするような人間を俺は一生忘れない

 

自由である事を振る舞いながら、その実自由という不自由さで片脚を引き摺る滑稽さ

 

いつだって列を割り込んでくるのは自分が弱者だと言わんばかりの被害者面の上手い加害者達だ

 

まるで26日目だけ無かったかのように振る舞うお前らを心の底からどうにかしてやりたい

 

俺を批判する奴らに、お前らの正当性は誰が保証してくれるのか教えて欲しい

 

他人に迷惑をかけるなというお前らは、俺に迷惑をかけてる事に一生気付かない

 

差別や批判があるからこそ、福祉や発展が生まれていく

 

本当に環境保護を訴えるなら、全人類が滅びる事が1番手取り早く、確実だ

 

老人でも安全に運転出来る車をつくるより、老人がいなくなる方が費用対効果が高い

 

俺がもし70歳まで生きてたなら殺してくれ

 

他人の画像を使って悦に浸れるなら、そのおめでたい頭を今すぐかち割ったほうが良い

 

 

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いつか夜明けが来るなら、どうか雨が降ってて欲しい

晴れの日の太陽は眩しすぎて、きっと目を開けられないから

 

 

つづく

 

 

 

清春湯と清春

 

ふとキンキンの水風呂と湿度ムンムンのボナサウナに包まれたいと思った。

こういう時は大抵メンタルが弱ってる。

自身の欲望に従うが吉

 

遠出をして境南浴場へ行こうかと思ったけど、ふと清春湯に行きたくなり目的地を中野新橋にすることにした。

 

俺の住む足立区竹ノ塚から中野新橋は気軽に行ける程近くはないけど、遠出という程遠くはない、車で40分ぐらい、中途半端な距離だ。

だからこそ足が遠退く。

普段使いは出来ないし、気合いを入れて遠征する程じゃない。

 

環七を走る。

途中高円寺で隠れたサウナの名店「サンデッキ」の前を通る。

隠れた名店が名店たる所以は”隠れてる”という事に8割は比重がある気がする。

 

車内では黒夢を流し、時折口ずさみながら走る。

俺の年代からすれば黒夢は世代でも何でもないが、中学2年の俺には清春のその雰囲気、ファッション、歌、全てがカリスマチックで、憎まれ足りない唯一のロックスターに見えたんだ。

20年以上も前の歌、変わらない為に変わり続けようと抗った俺を今でも熱くさせてくれる。

 

環七から青梅街道に入り、中野新橋入口の交差点を曲がれば清春湯まであと少し。

中野新橋駅前の通りは都会とも言えず、かと言って廃れてない色んなモノが混在する雰囲気で、時間があれば散策したいなぁと思う好きな感じがする。

 

そして清春湯へ到着

 

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裏手の細い路地から入る駐車場に車を停める

銭湯としては小綺麗で、前にリニューアルとかしたんでしょうか?

 

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遠赤外線サウナって書いてあるけど、男性側はボナサウナだし、女性側はスチームサウナという矛盾

目に見えるものだけを信じるな、というメッセージか…?

 

中の番台でお金を支払い、車の鍵を預けると女将さんに

「サウナカード持ってる?」

と聞かれる

はて?なんぞや?

持ってない旨を伝え、それが何なのか聞くと嬉しそうに教えてくれ最後は

「お金なんて取らないから作っちゃいなさいよ!」

と言ってくれて作ることに。

早くもまた来る理由ができちゃったね。

 

出来立てホヤホヤのサウナカードを受け取り中へ。

 

カランのシャワーはボタン式じゃなく家のシャワーみたいに外すことも出来るし、椅子も丈があって座りやすいのが嬉しい。

 

そしてサウナは常連さんが4人程で盛り上がっており、余所者の俺は邪魔にならないよう太い体を上段の1番奥で縮こませる

 

温度は80度程とけして高温じゃないが、しっかりと熱を感じられ、5分もすれば汗が滝のように出てくる

薄暗いサウナ室でゆっくりと蒸されていく

常連さんの

「最近混んでる時と空いてる時が読めない(今日は空いてるほうらしい)」

「にわかラクビーファンが意外と減らずにラクビーが盛り上がってる」

という話をBGMにしっかりと体を熱くして水風呂へ

 

水風呂の温度計は11.5度だけど、入ると明らかに10度もしくはそれ以下の冷たさで一気に手足が痛くなる

気持ち良さを体感させるというより、体を瞬時に冷却させる為にあるような水風呂

やっぱり嫌いじゃない

ユーランド鶴見や赤坂のオリエンタルリゾートに引けを取らない水風呂、お見それしました。

 

その後も休憩を挟みつつ更に2セット

草加健康センターやレインボー本八幡でみんなと楽しくサウナに入るのも好きだけど、仕事の前の日は1人でゆっくりと落ち着いて入る方が俺は好きかなぁ。

 

しっかりとあまみにまみれて外へ出る。

 

最近サウナ上がりはいちごオレの甘ったるさに夢中だから出てすぐの自販機にあるのは嬉しい。

 

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帰りも黒夢をガンガンにかけながら来た道を戻ってく。

清春の声を聴きながら40分間のドライブ。

サウナカードも作ったし、久々でまだ聴けてない曲もあるからまた清春湯には行かなくちゃな。

 

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つづく

 

 

 

 

 

生まれてきた事実が生きる意味だということ

『手離さない 嘘ではないけど 時が過ぎてやがて片手だけ離していた

通りすがりの価値観 目の前で揺れている

It’s distant you and me oh memories

I prey here forever, who is it for?』

「Autumnal gloom」SEVER BLACK PARANOIA 

 

 

31歳の独身、結婚の予定も特に無し

食品や医療工場向けの産業用機械の外資系メーカー商社の技術営業職

毎日客先で機械をいじったり、商談

自社工場での製品テストなど色んなものに追われ、忙しなく日常に追われてる平凡なサラリーマン

 

昔から音楽、漫画、小説が大好きでハマるととことんハマるクチなので、そこら辺の人よりも一定の分野においては詳しい自信もある

まぁ趣味みたいなもんすわ

 

そしてここ数年ハマってるもの

 

それはサウナ

 

きっかけは3年ぐらい前によっぴーの交互浴の記事を見て、元々お風呂は好きだったので銭湯に行くようになり、交互浴の虜になった

色んな銭湯に行ったけどその時はサウナには全然入らなかったし、興味もなかった

時々入ってはいたが、お湯が熱いのは好きだけど、空気が熱いのに馴染めず

「普段より高いお金出してわざわざサウナに入るまでもないな」

って思ってた

 

 

色んな銭湯や温浴施設に行き始めて約1年後、

家からも近いTHE SPA西新井に行った時、

お湯に浸かってると

「今から熱波始めます〜!!サウナ室に集まってください〜!」

という声が聞こえてきた

 

熱波とはなんぞや?

 

何となく気になり、まぁ追加料金もないし、とサウナに入る

 

ぎゅうぎゅうのサウナ

 

辛うじて1段目のヒーター前が空いてたからそこに座る

そして説明が始まる

 

あ〜ロウリュってやつか

なんか聞いたことあるなぁ

タオルで扇ぐとか店員さん大変だなぁ

 

そしてサウナストーンにアロマ水をかける

 

 

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ熱い!!!!

 

なんだこれ!!

 

 

 

一気に噴き出す汗、皮膚の痛み、荒くなる呼吸

 

えっ

 

ここから更に108回も扇がれるの?

(ここは1列に対し108回扇ぐスタイル)

 

死ぬんじゃないか??

 

 

予想通り、めちゃくちゃ辛かったです

 

何とか命からがら108回を耐えて終わった瞬間外へ飛び出す

 

そしてかけ湯して即水風呂へダイブ

 

 

 

 

 

 

この瞬間、押し寄せる多幸感と清涼感に犯されて

 

何も考えることが出来なくなって

 

俺イッてないよなぁ?

 

と不安になるほど気持ち良くて

 

脳内麻薬がドバドバ出てるんじゃないかと思うほど快楽の波が押し寄せてきた

 

 

水風呂にそのまま溶けそうになったので上がって、ベンチで休んでると心地良い疲労感に襲われて

すごい幸せな気分だったのを覚える

 

 

そこからはもう狂ったようにサウナにハマっていった

 

多い時は週5とかで色んなサウナに行ってたけど、

やっぱ汗をかくとそれなりに体の負担も大きくなるし、金銭的な問題もあるから今では週2ぐらいのペースに抑えてる

禁欲が快楽を育てるんだよ

 

幸い僕が住む足立区からアクセスしやすい場所に良いサウナが一杯あるから助かってる

 

草加健康センターは全てにおいて平均点がとんでもなく高くていつ行っても満足出来る

 

サウナセンターは初めて行った時とんでもなく熱いサウナ室に5分もいれなくて即水風呂に入ってとんでもないあまみ(血流がよくなり皮膚が斑状になる)に襲われたし

 

静岡のしきじに行った時は水風呂のあまりの気持ち良さに自分の体と水風呂の境界線がわからなくなり

 

ひろいサウナでは和彫りの人たちに囲まれて緊張感の中120度のサウナで焼かれたり

 

アスティルのオートロウリュの綺麗さに心奪われたり

 

北欧の外気浴でリクライニングに寝っ転がってる時よだれ垂らしながら寝てしまったり

 

 

色んなサウナに行ったけど何だかんだどこ行っても満喫してます

 

知り合いにサウナのどこが良いのか聞かれる時いつも例に出すのが

 

サウナ=前戯

水風呂=挿入

外気浴=賢者タイム

 

と言うんだけど、悲しいかなまだ誰にも理解してもらえない

 

 

 

最近サウナがブームになりつつあり、良いことだなって思う

流行れば温浴施設は更にサウナに力を入れるだろうし、界隈が盛り上がってイベントも増えるだろうし

 

 

ただ個人的に”ととのう(ととのった)”という言葉は好きじゃないし、その事自体が悪い訳じゃないがそこに固執してサウナに来る人とは俺は合わないし、合わせようとも思わない

サウナに対するリスペクトが足りない

 

その人は、その過程に至る自分へ自己陶酔してるだけだよ

 

俺はそこにサウナと水風呂があればそれだけで満足だよ

 

俺の日常はサウナに救われてる

 

 

 

明日はどこのサウナに行こうかなぁ

 

 

 

 

 

『見飽きた夢で目が覚め

君を産んだ秋 思い出しても罪?

汚れたままの毛布にただ沈んでいくBaby

Should throw away

狂おしい程のDesire

紙切れと死のレート

満ち欠けdisappear』