愚神礼讃
散々な1日だった
社内で怒られて、明日はお客さんに怒られなくちゃいけない
反省はしてるけど納得はしてない
ミスするなと言われればそれで終わりだけど、ミスをしない人間なんているのだろうか?
そもそもそのミスを表面化させない為に支店長がいるのでは?
中途半端に口を出してグチグチ言うなら最初からがっつり関わって欲しい
「じゃあ仕事辞めますね」
その一言が言えればどれだけ楽になるのだろうか?
支店の人って優秀な人が多いんだよね
でも最近気付いたのは支店の人だから優秀なんじゃ無くて、優秀じゃ無いと生き残れない環境なんだなって思った
終わらない仕事にのし掛かる色んな業務
何事も終わりがあるからこそ、楽しく、メリハリがついて、達成感もある
だけど仕事は山間を進む電車のレールのように、先は見えなくとも、終わらないということだけを予感させる
さぁ、明日も怒られよう
こんな日はそんな熱くないサウナに行ってゆったり蒸されたいなって思ったけど、明日は仕事で香川で泊まるし、洗濯物しなくちゃ足りなくなるなと至極大人の判断をしてとりあえず帰って洗濯機を回した
誰も居ない部屋に無機質な洗濯機の音が響くと少し寂しくなった
この部屋には俺しか居ないということを際立たせる
この四角い箱は誰かと居るには狭過ぎるし、俺1人には広過ぎた
つづく