ハッピーエンドにさよならを

漫画、小説、音楽、サウナの雑記

Happy Rebirthday to …

2月18日は誕生日だった。

満32歳。

いい歳したおっさんに片足突っ込んでるが、不思議と何歳になっても誕生日は嬉しい。

恥多き人生だけど何とか生き残れた。

 

ということで17日に横浜のスカイスパのプレミアムルームを予約して、18日は有給を取りそのままスカイスパから錦糸町楽天地に行く事にした。

 

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初めてスカイスパ、入口から良い匂いがして、よく見る入口の壁にテンションが上がって思わずパシャり。

 

早速チェックインして、浴室へ。

そして体を洗いサウナへ。

 

おぉ〜これはもう雰囲気でやられる…

広々とした空間に鎮座するサウナストーブ2基、控えめに流れるJPOPのオルゴールver.、大き開口で人々がイメージする「横浜の夜景」を見事に切り取った窓、全体的に漂うヴィンテージな雰囲気…

 

「俺は今日こんな素敵なサウナ室で誕生日を迎えられるのか!」

と密かにテンションが上がる。

 

サウナ室自体は温度では無く、湿度でがっつり体を熱くさせるようなセッティング。

途中オートロウリュもあり(結構デカい音で最初驚いた)、常に熱々の状態を楽しめる。

 

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21時からのアウフグースに参加、担当は加藤さん(箸休めサトシさん)。

ロウリュは控え目だけどその分タオルを使ってかなり丁寧に撹拌、音楽に乗せて華麗なタオル捌きを見せてくれる。

計4杯かけたけど、1杯毎にアロマを変えていきしっかり長い時間撹拌するからアロマの匂いも変に混ざらず、どの香りもしっかり楽しめる。

 

流石に最後は辛そうだったけど、最後まで力強く、心地良い風を浴びれた。

あざす。

 

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その後は食堂で390円のコーラの量に震えながら過ごしました。

来た瞬間ちょっと笑った。

 

疲れからウトウトしながらも24時前に再び浴室へ行きサウナへ。

座りながら何も考えるで無くボーッと横浜の夜景を眺める。

思考の分断。

視覚的情報を完全に景色として捉えて、何もそこから考えない。

そして程なくして24時のアウフグースが始まる。

という事は横浜の夜景を眺めながら32歳を迎えた。

 

月曜の深夜、流石に人は少なく10人程度。

青リンゴのアロマが凄い好き。

撹拌中に思い切り息を吸ったらくそむせた。

しっかりロウリュもしてくれて熱々。

熱いけど辛いという感じは無い

無理なく汗が絞り出される感じがする。

 

アウフグース終了。

多分15分ぐらいサウナに入ってた。

しっかりと水風呂に浸かる、だんだんと手足の感覚が無くなる。

浮遊してる、クラゲみたいにゆらゆら水中で浮遊する感覚。

堪らない。

 

そして休憩せずもう一度サウナへ。

31歳の自分と同じ席で、同じ窓から、同じ世界を覗き込む。

何も変わらない。

歳をひとつ重ねた所で、俺が変わらなければ世界も変わるはずもない。

15分間のタイムスリップ。

走る車のライトが等間隔に瞬いては消えていく。

 

誕生日プレゼントかの如く貸切のサウナ室、この時だけは静かに楽しもう。

 

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プレミアムルームはイビキのオンパレードだったけど、ノイズキャンリングイヤホンのおかげでかなり気にせず寝られた。

 

10時過ぎ、遅めの起床。

サウナに入り過ぎたせいか体が少し怠い。

 

水を飲んでゆっくりタバコを吸って10時半の清掃終了後、再びサウナへ。

 

明るい時間に見る横浜の景色は、数時間前の幻想的な風景とは全然違くて、意外と人間味があった。

 

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チェックアウトギリギリの12時までしっかりと満喫。

少し気怠い体を引き摺りながら横浜を後にして、錦糸町に眠りながら電車で向かった

 

つづく