Hush and the endroll

廻り、巡る、その核へ

Grotesque for the golden age

『アイツの幸せ喜べますか?あのコのもの欲しがってませんか?果たして自分は特別ですか?

It’s me,why don’t you kill me?』

「グロテスクfeat.安室奈美恵平井堅

 

 

ふと考えると僕の人生は常に”劣等感と嫉妬心”に苛まれ、常にこの2つに付きまとわれている

 

小学生〜高校上がるまでは水泳をやっていて背泳ぎの選手だった

週5日、ハードな練習をして、合宿ではゲロ吐くまで泳いで、ひたすら泳ぎ続けた

だけど大きな大会では1位になることは出来ず、年下の選手にも負けるようにもなった

 

ひたすらに泳ぎ続けても才能が無い人間は自分より才能がある人間には勝てず、更に才能のある人間は努力もけして辞めず前に進み続けてた

 

高校生になる前に受験を理由に辞めた

泳ぐことは好きだったけど、それ以上に結果を出せない自分に向き合えず、耐えられなかった

 

 

高校に進学し、バンドが好きだったので軽音楽部に入ってドラムを始めた

ドラムを始めた理由は手先が不器用でギターやベースは出来ないと思ったし、ボーカルは人前で歌うなんてとても出来ないと思ったから

 

完全に初心者だったけど楽しかった

 

家で雑誌を叩いて練習したり、毎週末に近所のスタジオに行って個人練習をしたり

 

初めて人前でドラムを叩いた時、際限無い絶望と劣等感に襲われた

僕が延々と大して速くも無い8ビートをするような曲にチグハグながらも2〜3ヶ月かかったのに対し、周りの同期のドラマーは全然僕より難しい曲を普通に叩いてた

 

僕より努力したのかもしれない、でも僕もドラムが好きになって毎日スティックを握って練習したし、努力をしたという実感があった

 

 

それだけに悔しさしか残らなかった

 

 

母親に頼み込み、バイト代で返す約束をしてドラムセット型になったパッドを買ってもらい(エレドラは片親で妹も2人いる貧乏で無理だった)

毎日夜10時までひたすら叩いた

本当に家にいる時はずっと叩いてた

 

ひたすら自分の好きな曲、バンドでやる曲をコピーして、休みの日はスタジオで2時間個人練習して、ドラムの教則本の内容をずっと練習した

 

3年になるころには一通りのことは出来るようになり、曲のコピーも殆ど苦戦せずに出来るようになった

 

それでも俺は劣等感や嫉妬心に苛まれ続けた

理由は簡単

同期が俺より上手いから

 

ある時同期に練習の事を聞いたら

「殆どしない、むしろギターを練習してる」

と言われた

 

絶望しか無かった

 

自分の身の丈を知った

 

それでもドラムが好きだったから

みっともなくしがみつき、練習して、バンドを続けた

 

 

 

大学に入り軽音楽サークルに入った

やっぱりバンドをしたかったし、3年間ずっと続けて自信もあった

 

そこでも劣等感と嫉妬心は俺に付きまとってきた

 

1人、どーしても勝てない奴がいた

 

そいつも高校からドラムを始めたらしいが

めちゃくちゃに上手かった

しかもベースもギターも普通に弾けるようなやつだった

 

どうしてドラム一本でやってきた俺は何も持ってないのに、ギターやベースにうつつを抜かすお前らが持ってるんだよ?

 

どうしてドラムが好きでドラムだけひたすらやってきた俺より、お前のほうがドラムが上手いんだよ?

 

 

 

 

ふざけんなよ

 

 

 

僕は先輩のバカ上手いドラマーの人に弟子入りして、色々教えて貰ったり、個人練習もしたけど結局ドラマーとして評価されたのはソイツのほうだった

 

バンドと並行して大学、大学院では研究の面白さもしり研究に励んだ

 

学部の卒論では結局賞は貰えなかった

 

大学院に進学してからは

 

平日は大学で講義、空いてる時間は既往研究の文献調査、自身の研究作業、土日祝日はバイト

 

本当に忙しかった

 

他の大学院生を纏めたり、勉強会を実施したり、

教科書も教授の話も全部英語の講義を受けたり

 

学費も自分で出してた為、バイトもずっとしてたし、海外の現地調査にも行って、最長で半年近く海外で調査した

 

全研究科で3名しか貰えない給付型奨学金に選ばれたり、修士課程でありながら学内の研究予算を貰えたり、博士課程への進学を色んな教授から勧められたりした

 

 

 

それでも結果として僕は1番にはなれなかった

 

修士論文の最優秀賞は海外からの留学生が貰った

 

僕は優秀賞だった

 

クソ暑い中発展途上国のスラムや農村で住み込んで調査をして、

変なウイルスにかかって病院に運ばれたり、

学会にも出席して最新の研究情報も手に入れたり、

体調崩しながらも論文は完成させて、38度の朦朧とした意識で論文を提出して

発表は所属研究室の教授と仲が悪い教授の嫌な質問も乗り切った

 

 

それでも1位にはなれなかった

 

 

 

就職してからも同じだった

前職の頃はまだ良かった

かなりキツい労働環境だったけど結果も残して評価もされた

自分に合っていたのかもしれない

 

 

現職では常に劣等感と嫉妬心に苛まれてる

 

必ず必要なことをしてるのに、周りの人は分かってくれても上はそれを評価してくれないし、

チャンスを作って数字を上げようとしても僕の性格のせいか部長からは期待されておらず、全て後輩にそれを回されて結局は後輩の数字になる

 

数字以外の面で役立とうとしても、他の人に回されて結局は僕にはガキのお使い程度のことしかさせて貰えない

 

 

もう疲れた

 

昔のように劣等感や嫉妬心をバネにして頑張る体力なんてもう無いよ

 

 

 

 

こんなツラツラ書いてる内容が結局は報われない自分に対する自己陶酔だってことも分かってる

 

 

 

でも自分以外のだれが俺を肯定してくれるの?

 

いないじゃん、そんな人

 

もう俺には俺しかいないんだよ

 

 

疲れた

 

 

 

 

凡人の自分に俺の性格は辛すぎる

 

 

 

救いが欲しい、誰か楽にしてくれ

 

 

 

 

 

 

 

 

『グロテスクな自分愛せますか?本当は泣きたいんじゃないですか?今を生きるパスはお持ちですか?

It’s me,why don’t you kill me?』