ハッピーエンドにさよならを

漫画、小説、音楽、サウナの雑記

一切の堕落と交うロスコ

夕方に髪を切って、通ってる所が入谷だからそのまま上野で何処かのサウナにでも行こうと思った。

でも髪を切り終わったら、そのままサウナ欲もカットされたらしく大人しく家に帰った。

 

帰宅後はずっとベッドの上でダラダラ。

俺は最悪ベッドが置けるギリギリのスペースさえあれば生きていけるかもしんないね。

ただ髪の毛と違いサウナ欲が伸びるスピードは遥かに速いらしくサウナに行きたくなった。

 

携帯で調べる。

草加健康センターには明日行くし、前回書いた理由もあるから草加以外が良いなぁ

へぇ〜ロスコって深夜料金が1時からで少し遅いのか…車でこの時間なら20分で着くなぁ…

 

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車中ではGARIの2015年のアルバム「Stereoscope」を爆音で流す。

エレクトロハードコア、早めのBPMに激しいブレイクビーツ、オートチューンをかけたボーカルとシャウトが響く。

運転しながら窓の外に流れる放射状の夜の光に堪らなく合う。

もうこれだけで気持ち良い。

サウナ行かなくてもいいんじゃないか?

そう思ってもサウナを欲するナニかに突き動かされて駒込へ向かう。

 

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駒込駅に近くて、六義園旧古河庭園にも近い場所にポンと表れる少しリゾートちっくな入口。

結構この異質な雰囲気好き。

 

ここロスコは正直過去に1回しか来たことない。

俺がロスコの良さを理解してるかと言えば大して理解してない。

だから最後に来た時から半年以上も経ってる。

 

熱狂的かつ偏愛的なファンを生み出しているロスコ(この界隈は巣鴨のサンフラワーやニュー椿など何故か男女問わず熱狂的ファンを生み出す施設がある)。

 

今更俺が何を語ってもどう考えても浅いものにしかならない。

だからロスコの良さを知りたいなら下の記事を読んでもらえれば…

 

https://sauna-ikitai.com/advent-calendar/2019/20191219/

ロスコという男 − 今日の子(サウナイキタイアドベントカレンダー2019.12.19)

 

https://sauna-ikitai.com/advent-calendar/2019/20191220/

サウナの貸しロッカーに魂は入りますか? − ふちうサウナ(サウナイキタイアドベントカレンダー2019.12.20)

※ともに敬称略

 

どちらの記事にもロスコが出てくる、というより今日の子さんに至ってロスコしか出てこず、その”狂気”とも言えるロスコ愛は界隈をざわつかせたとかざわつかせてないとか…

ただどちらの記事も純粋に面白く、同じくアドベントカレンダーを書いた俺としては自分の内容の薄さや読ませる文章力の無さに愕然としたのは記憶に新しい。

正直ふちうさんの記事は有料公開だったとしても2000円ぐらいは払っても良い内容だと思うんで、こんなブログ読む暇があったらふちうさんの記事を読んでください。

 

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相変わらずのアチアチのサウナ。

サ室内で寝っ転がる事が出来るスペースもある。

そして天然水の水風呂はドバドバ加水されまくり、冷た過ぎない温度でこの水質を1番気持ち良く味わえる温度だと思う。

この2つの魅力で、ロスコは俺を堕落させたがる。

いや、堕落させて下さい。

 

90分じゃ物足りないんだろうなぁ。

次は必ず12時間かカプセルで入ろう。

ここはメシも美味しい。

 

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(前来た時の写真)

 

久々に会う人、ツイッターなどでやり取りはあっても初めて会う人にも会えた。

良い施設には良い人悪い人問わず集まる

悪い施設には誰も集まらず消えていく

 

お会計して外へ出て夜風を受けた時、前来た時よりもロスコを好きになった気がすると思えた。

 

次はロスコと一緒に堕落にまみれて、全てを忘れにきたい。

 

つづく

 

ライ麦畑でイキっぱなしのジーザス

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1年の1/12が終わった。

1日の加速度が凄すぎて、1週間も瞬く間に過ぎていく。

心が、精神が追いつかない、だけど1週間の疲労感は確実に体へは蓄積されていてミルフィーユみたいに積み重なってく。

生クリームのような甘ったるさなんて皆無だけど。

 

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1月は俺としては一杯サウナに行った。

行き過ぎだと思う。

週3日に届かないぐらいが丁度良い、それぐらいのペースなら俺はもっとひとつひとつのサウナを好きになれる気がする。

 

ただ1月は初めて行ったサウナも多く楽しかった。

・サウナサバス

・鮎川温泉 金井の湯

・ザベッド&スパ所沢

・白水湯

・サウナきさらづ つぼや

それぞれに初訪問なりの思い入れはあるし、また行きたいなと思わせる魅力も浅いながらも理解した。

 

逆に草加健康センターには月初はよく行ったものの、後半は1回しか行かなかった。

あえて言うならわざと行かなかった。

 

素晴らしく良い最高な施設なだけに行かなかった。

火曜の深夜は良いんだけどね。

あと面倒な人に絡まれかけたり(絡まれたのか?)してダルいなぁと思って行かなかった。

俺の答えは「貴方に特に興味ないんで」です。

 

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会社で前期の評価面談があった。

この世の全ての罵詈雑言を浴びせられる覚悟でいったけど、意外と高評価だった。

転勤の話、あくまでまだ候補だからという割には転勤後の活動の仕方や社用車の話、新店舗の話とかかなり突っ込んだ話されたんだけど本当に候補止まりなんだろうか?

他の先輩方は面談の時そんな突っ込んだ話出なかったって言ってたけど…

 

調べたら一応周りに2ヶ所サウナはあるらしい。

サ活は全然投稿ないけど。

 

とりあえずもし転勤になってもどうにかなるだろう。

当初の話よりかなり前倒しだけど。

 

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面倒くさい、煩わしい、疲れる

論点が90度ズレた的外れな返答、何が言いたいの?

この電脳社会は見知らぬ他人に対して干渉し過ぎる

やっぱり俺は狭い関係性の中で深く繋がるのが好きだ

広く浅くは向かない

友人に昔から「お前は言いたい事だけ言ったら相手からの返答に興味無いよね」と言われる

その通りだなと思う

俺のコミュニケーションはボールを投げて相手がキャッチした時点でグローブを外してる

結局は俺が発信するものは俺自身を満たす為のものに過ぎない

みんなももう少し自分のために生きてみれば

 

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右目を左手で隠して左目で天国を見る

左目を右手で隠して右目で地獄を見る

そんな日々が続いてく

 

2月はより良い月になるように願うだけじゃなくちゃんと努力しましょう。

 

つづく

 

 

サイダーとひろいサウナは変わらない

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初めて来たのは一昨年の夏。

当時ボーナスでクロスバイクを買った俺は行動範囲が広がって、真夏なのに20km〜30km自転車にまたがって色んな場所に行き、その帰りは未開拓なサウナに寄ってた。

 

ここひろいサウナもその1つ。

 

一見さんを引き寄せ辛い小道の奥に佇むアンダーグラウンドな雰囲気。

恐る恐る中に入ると和彫のお客さんばかり。

サ室に入ると常連さんがサウナマットのルールや休憩所の飲み物やサイダーのことを色々教えてくれた。

いつも常連しかいないから新しい人が来るとすぐに分かるとのことだった。

当時はサウナイキタイもまだそんな流行ってなかったしね。

 

そして最高の水風呂を体験して、あまりの気持ち良さにフラフラになりながら上がり、帰ろうとすると女将さんに「どこから来たの?」って話しかけられて少し世間話をして最後にサイダーを1本貰って帰った。

この時飲んだサイダーの味が忘れられずに、今も時々行ってると言っても過言じゃない。

 

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大体1ヶ月半ぶりの訪問。

 

タバコ臭い休憩室に、ボロボロの細いロッカー、誰にも使用されずボールの色がくすんだパターゴルフ、未だに置かれてる夏用シャンプー、サ室内に散乱する独特のルールによって運用されるサウナマット、水風呂、お湯問わず常にオーバーフローする浴槽、浴室の隅に乱雑に積み重なるナイロンタオル

 

いつ来ても何も変わらない。

 

多様化し、変化を求められる社会だからこそ”何も変わらない”という事が羨ましいし、同時に安寧をもたらしてくれる。

なんだか心の底に沈殿してた灰色の老廃物が少し溶けていってくれた気がする。

 

サ室ももちろん、湿気というものが消滅したかの如くカラカラのハードコアストロング仕様で118度。

和彫のアニキと弟分と一緒にカリカリに焼かれてく。

 

アニキが席をたてば弟分は小走りにドアへ向かい開け閉め、アニキが話しかける内容に食い気味の相槌、また常にアニキの動きに先回りして徹底的にケアをする

 

羨ましいとは思わないが、アニキと弟分が楽しそうに笑いながらサウナや水風呂に浸かってるのを見て、サウナの楽しみ方にマナーはあってもルールはないんだなぁとボンヤリと思い少し嬉しくなる。

 

堅気で一般ピーポーの俺はこれからも一般ピーポーらしくサウナを楽しむとするよ。

 

サウナ上がり、いつものように帰り際にサイダーを貰い歩きながら一口飲む

 

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初めて来た時から変わらないこのサイダーの味が、俺に「また来てね」って言ってくれてるような気がした。

 

また来るね。

 

つづく

 

 

俺が知る全ては何も知らざることなり

大学2年の時に初めて海外に行った。

大学のワークショップで参加すると2単位貰えた。

当時バンドとバイトと遊びに明け暮れてた俺は

「安い金で海外に行けて、単位も貰えるなんてお得じゃん!」

とあらゆるものを履き違えて、パスポートを取ってワークショップに参加し、フィリピンのセブ島へ向かった。

 

ワークショップの内容ははセブ市にあるスラム(厳密に言うとスクオッター)での現地調査でもう記憶はぼんやりしてるが、俺はスラム内の小規模ビジネスの調査をしたような記憶が…

 

初めての海外、浮足だって夜は他のワークショップ参加者達と宴会や夜遊び!

というのは無く、朝から昼までフィリピン大学のセブ校で講座、そこからスラムに行きくそ暑い中ひたすら歩き回って調べて、下手くそな英語で話して、写真取っての繰り返し。

ハードだった。

 

スラム街は生活排水の異臭や野良犬がいたり、独特な雰囲気があって、初めて海外という慣れない環境もあり、いるだけで体力を消耗した。

 

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唯一の休みは1泊2日でフィリピン大学の学生とボホール島へ遊びに行き海を満喫した。

日本に帰国してから一緒の部屋に泊まった2人の現地学生のうち1人はゲイ、1人はバイという事実を知らされた(良い奴らだよ)。

 

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そして最終日のプレゼンに向けて再び調査。

 

スラムを歩いてると東南アジア特有のスコールが降ってきた。

傘は持ってないし、有っても雨が強過ぎて最終的には濡れちゃう。

だから住宅の軒下に避難してスコールが止むのを待ってた。

そして俺は自分史上最大のカルチャーショックを受けた。

 

俺らは大雨で雨に濡れないように建物に避難したけど、住民の人たちは逆にシャンプーを片手に出てきてその雨で髪や体を洗い始めた。

 

まだ二十歳にも満たない俺にとって、その光景はとんでもない衝撃だったし、理解するまでに時間がかかった。

 

国が違う、文化が違う、生活水準が違う

 

俺は何も知らなかった。

 

スラムの真横には高級ホテルが建ってる

そこにはキンキンの冷房もあるし、綺麗な水洗トイレ、蛇口をひねればシャワーも出てくる

 

でもそれは全部ここに無い

たかだか100mの距離しか離れてないのに、隣の国ぐらいの遠さを感じた

 

知らなかった、知ろうとしてなかった自分が恥ずかしくなったのと同時に、知ることの楽しさを少しだけでも知れた。

無知の知とまでは言わないけど、何かが自分の中で変わった瞬間だった。

 

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(何故か写真があったプレゼン資料の一部)

 

そしてほぼ徹夜でプレゼン資料を仕上げて、発表してその日の夜だけは寝不足だけと現地の学生達とクラブに行って遊んだ。

みんな日本人に寛容で知らない現地の人達もすごい歓迎してくれて楽しかった。

 

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そしてfarewell partyも無事に終わり、2週間の海外研修は終了した。

その時の世話してくれた現地の学生とは今でも時々連絡を取り、日本に来た時はメシや飲みに行ってる。

 

物事を知る、考えることの楽しさを知り、帰国後はバンド、バイト、遊びに更に研究が加わって忙しくなった。

翌年より研究フィールドをタイに移して、結果的に俺は大学院の修士課程まで進学することになる。

その話はまた今度。

 

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あの日フィリピンのスラムでみた頑張り屋なあの娘もきっと素敵な大人になってる。

その彼女が笑って子供たちと過ごせるような日常を過ごせてればと願う。

 

つづく

 

 

狂騒に塗れるレインボー本八幡

明日は朝イチから船橋で仕事。

レインボー本八幡に泊まれば普段よりも遅く起きれるし、サウナも楽しめるという悪魔的名案が舞い降りてきたためレインボー本八幡へ向かう。

 

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駅前の変哲も無い景色に、ポンと現れる多少の歴史を感じさせる建物。

 

これから始まり狂騒に楽しみ3割、不安7割の重い足取りで階段を上がる。

 

浴室に入ると見慣れたお馴染みの方々。

体を洗ってサ室へ。

温度計は126度、ここでは大人しいほう。

ただそれでも3段目に座ると背面のヒリつき、口周りの痛みが凄い。

瞬く間に汗をかく。ただこの痛みと熱さがもう癖になってる。

抜群に気持ちいい。

 

つぼやないしアスティルオマージュのブルーライト仕様の水風呂を経ての冷まし湯。

バッチリだ。

ただ冷まし湯が20度と普段より5度ぐらい低いのが少し残念。

 

ここは正直ロウリュが無くても十分に良いサウナと言える。

ポテンシャルも高い。

 

ただ3段目同様に癖のある副支配人によるロウリュも楽しみではあるのは確かだけど。

 

ここのロウリュははっきり言って「阿鼻叫喚」という言葉が似合う。

130度近い状態でバケツ一杯のアロマをぶっ込みひたすらに扇がれる。

焼却炉、火葬場と揶揄されるロウリュ。

未だに3段目で最後までいれたことは無い。

 

まぁそのロウリュをしっかりやり切る副支配人もマジで凄いけど。

 

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その後の飲み会もいつも通りのめちゃくちゃ具合。

良い歳の大人たちが学生のノリで下らないことしか話さない。

日曜の夜8時からは多分本八幡ではここがぶっちぎりで1番IQが低い。

 

大体この飲み会では俺が1番年下だけど、この飲み会に参加してみんな(主に副支配人)を見てると

「あ、こういう歳の取り方をしても許される社会なんだな」

とすこし未来に希望が持てる。

 

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暗い仮眠室の中から液晶を通じて不確かな未来を覗き込む。

きっと未来はどうにかなるように設計されてるんだろう。

 

おやすみ、世界

 

 

つづく

 

静謐を知るザ・ベッド&スパ所沢

電車に約1時間揺られて埼玉県所沢駅へ。

初めて降りる。

駅から歩いてすぐにそれはある。

 

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あんま良い写真じゃないけど、この建物を見た瞬間、何故か「南千住の駅前あたりにありそうだなぁ…」って思ってしまうのは根っからの都内城東エリア住民の性かも。

 

フルで満喫するためレギュラーコース。

2400円。

正直個人的には中々普段使いはし辛い価格帯。

月一とかの贅沢使い用。

 

入館後早速ロッカーの場所が分からず私服のままリクライニングエリアまでいっちゃって少し恥ずかしい…上なのね、更衣室。

 

着替えて浴室へ。

 

キャパはそんな大きくないのに大きい窓と天井高さのおかげか開放感がある。

体を洗ってケロ🐸サウナへ(カエルは特に関係なし)。

 

関東圏では舞浜のユーラシアとここベッド&スパにしかないケロ🐸サウナ。

某池袋のサウナもケロ🐸サウナを謳ってるけど、あれは木材にケロ🐸材を混ぜてるだけだから本格的なケロ🐸サウナとは言えないかも。

 

正直なところ全然熱くない。

でも不思議と居心地が良くゆっくりとリラックスして入れるし、気がつくと汗もしっかりかいてる。

照明も暗く雰囲気あるし、年齢層が高くみんな静かに思い思いに楽しんでサウナに入ってる。

 

そして埼玉1を謳う大量の備長炭入りの強冷水風呂へ。

温度は12.9度だけど14度のタイミングもあったから結構ブレやすい??

潜水OKなんで頭までしっかり浸かるとかなりガツンと一気に冷え冷えになる。

気持ち良い。

 

水風呂後は冷まし湯や普通に椅子に座ったり、外の露天風呂の中にリクライニングがぶち込んであるんでそこに寝っ転がったりと色々楽しめる。

 

あ〜好きだなぁ…

 

そして日本初を謳うセルフロウリュ可なスチームサウナ、確かに言ってる意味は分からん。

中に入ると結構アチアチ。

誰も居ないから早速セルフロウリュすると別に石が焼ける音とかはしないけど、蒸気がモクモクさらに上がってくのが分かる。

タオルで撹拌して置いてあったちっこいヴィヒタで体を叩くと十分に気持ち良い。

 

そして今日は宇田蒸気さんによるロウリュの日。

全3回全部受けたけど最初の回以外は混み混みでした。

emo系の音楽やミニマルなピアノインスト、演歌などを流しながら3曲分柔らかく心地良い風を浴びる。

いつも草加健康センターの爆風ロウリュやレインボー本八幡の河童ロウリュなど尖ったロウリュばっかだから、こういう純粋なアウフグースを受けるのは凄い久々かも。

素晴らしい風、ありがとうございました。

個人的にはtoeの「グッドバイ」とかも合うかもと思ったり(7分ぐらいあるけど)。

 

そして途中岩盤浴にてヨガを受ける。

岩盤浴もヨガも初めて…辛過ぎる。

40分のプログラムなんだけど、そもそも始まる前から汗書いてるし、キツすぎてゲロ吐くかと思った。

終わった時、岩盤浴用の館内着が汗で重過ぎて地球の重力がバグったのかと思った。

 

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また宇田さんのロウリュはあるけど流石に休憩。

中々男気溢れるオロポでした。

 

宇田さんのロウリュが終了後は懇親会へ。

某魔人会とは違い落ち着いた空間でした。

料理も美味しい。

 

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美味しい施設はついつい食べすぎちゃうよね。

 

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最近のサウナ界隈でも面倒くささ、煩わしさ、やっぱり思う所ある人は多いのかもね…

 

結局楽しくて終電で帰った。

 

ここのケロ🐸サウナは本当に良かったなぁ。

熱いだけがサウナじゃないっていうのがしっかりと分かった気がする。

またひとつサウナの新しい楽しみ方が分かった気がする。

 

構ってくれた皆様、ありがとうございました。

 

 

つづく

 

 

酩酊フリークス

みんながコンビニやスーパーで何気なく手を取る食べ物、簡単に言えばそれを包装する機械の技術営業的な仕事をしてる。

 

世の中にはかなりニッチなものがあって、今の会社に入るまで自分が普段何となく買ってるものを包装する為の機械や工程なんて考えたことが無かった。

 

大袈裟に言うなら、機械工学、力学、電気、化学、生物、それら全ての知識が問われるし、その集合知のような機械を扱ってる。

競合他社なんて3社ぐらいしか無い狭い世界。

 

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例えば、コンビニの商品で言うとサラダチキン、あれは所謂真空パックという形態になる。

あとはコンビニにあるトレーに入ったお惣菜、あれはガスパック(中に空気ではなく大気の比率を変えた食用ガスが入ってる)という形態になる。

 

昔から真空パックは日常的にあったけど、ガスパックが普及し始めたのはここ5年ぐらいの話。

今までラップ巻きだった商品形態が、どんどんガスパックに切り替わっていってる。

 

ガスパックになって消費期限が伸びることによるフードロスの削減、計画生産への移行による食品工場の負担減など良いことづくめじゃないか?

 

そして決して消費者からは陽の目が当たることの無い場所で、俺たち機械屋は戦ってる。

 

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食品工場の衛生管理体制なんてマチマチだ。

無菌に近い状態で生産しているようなところがあれば、ハッキリ言って劣悪な衛生環境で生産してるところもある。

人間の体って意外と丈夫だよ。

まぁおかげさまで食べれなくなったものもあるけど…

 

そして今俺は普段の業務もやりつつ、ヨーロッパやアメリカなどでは普通だけどまだ日本には普及していない包装形態の開発もしてる。

去年の4月から始まってあと少しで形に出来そうなところまできた(まだ問題もあるけど)。

 

当初は俺ら機械屋、包材屋など集まって誰も答えを知らない中でひたすらトライ&エラーを繰り返した。

 

少しずつ社内でもそれが周知され、「〜の事ならまずあいつ(俺)に聞け」とまで言われるようになった。

 

ほぼ同じ年代で俺より1年〜1年ちょい先に入ってる先輩が3人いる。

3人ともかなり優秀でこの先同じ道を歩んでもその3人には勝てない事は1年も働けば気付いたし、むしろ差は広がる一方のように思えた。

 

だから違う道で生きるしかないと決めて、新技術の開発という道なき道を進むことにした。

そして近しい他部門の商材も売りこむなどして他の人とは少し違う歪なアイデンティティを確立出来るようにしたし、今でも確立出来るよう足掻いてる。

 

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今の仕事はかなり忙しく、大変だ。

人は居ないのに、勝手に全国から引き合いが来て誰しもが忙しく駆け回ってる。

俺の所属してる部は全部で11人いるけど、入社して3年、全員が一堂に会したことは一度もない。

 

そしてかなり専門性が必要な仕事だから誰でも出来るわけでもない。

 

泥臭い仕事だし、辛い時はめちゃくちゃ辛い。

 

一昨年の12月、大クレームを発生させてしまい客先に2週間監禁されたこともあった。

500円玉より大きい円形脱毛が出来た(約1年後に治った)。

 

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それでも街中で、自分が手掛けた(担当した)商品が並んでるのを見ると、月並みだけど嬉しくなる。

 

俺は単純な人間だから、それだけでもうちょっと頑張ろうかなって思っちゃう。

働くのは嫌いだけど、仕事は好きかもね。

 

かなり総花的な仕事の話しでした。

 

 

つづく